ラッコキーワードは関連語やサジェストを探すために、キーワードプランナーは検索需要と広告用の数字を調べるために使い分けます。どちらの検索数も、そのまま自社サイトの訪問数にはなりません。
すでにサイトを運営しているなら、先にSearch Consoleを開きます。自社がどの検索語で表示され、どのページが押されているかを確認してください。操作はSearch Consoleで最初に見る数字で扱っています。
このページで確認するのは、道具が返す情報の意味です。どの語で記事を書くか、既存記事へ足すかを決める作業はキーワード選定の手順へ進めます。
調べたいことによって、どの道具を開く?
同じ検索語を入力できても、答えている問いは違います。数字を比較する前に、自社の実績を知りたいのか、まだ届いていない需要を探したいのかを決めます。
| 知りたいこと |
開く道具 |
読む情報 |
| 自社が何で表示されたか |
Search Console |
検索語・表示・クリック |
| どんな言い方があるか |
ラッコキーワード |
サジェスト・関連語 |
| 検索需要や広告の競争 |
キーワードプランナー |
検索数・入札情報 |
製造業なら、営業へ寄せられる加工相談の言葉を起点にします。たとえば「樹脂 切削」を調べるとき、材料、加工方法、依頼先のどの疑問を探すのかを分けます。これは調査の例で、実際の取得結果や検索数を示すものではありません。
Search Consoleの表示回数は、自社の検索結果が表示された回数です。市場全体の検索回数ではありません。検索パフォーマンスの公式説明にある検索語とページを使い、今の本文で答えきれていない問いを探します。
ラッコキーワードのサジェストは、検索回数を表す?
一覧に出た語の数は、検索された回数ではありません。検索窓で入力するときに出る語を集める機能と、各語の月間検索数を調べる機能を区別します。
サジェスト取得の公式ヘルプでは、GoogleやYouTube、楽天など、取得先を切り替えられます。自社の記事でGoogle検索を調べるなら、取得先もGoogleとして記録します。通販サイトの語を混ぜると、商品を買う人の疑問と加工を依頼する人の疑問が混在します。
使うときは、製品や加工に関する中心の語を入れ、一覧から自社の仕事に関わる言い方を読みます。必要な語をコピーして保存し、不要な語を除きます。取得できた行数を、需要の大きさとして報告する作業ではありません。
月間検索数についての公式説明は、Google検索の検索数取得を有料機能としています。無料で語が並んだから、その横の数字もすべて無料で取得できるとは受け取らないでください。
一括調査のヘルプでは、月間検索数を年間の検索数から月平均にした値と説明しています。季節的な製品なら、平均値だけで繁忙期の需要を判断しません。取得できない語もあるため、空欄を自動的に需要ゼロへ変えることも避けます。
キーワードプランナーで検索数を調べる手順は?
Google広告のアカウントで利用します。利用手順の公式ヘルプには、基本機能の利用に支払い情報の入力とアカウント設定の完了が必要とあります。
- Google広告のツールからキーワードプランナーを開く
- 語を広げるなら、新しいキーワードを見つける機能を選ぶ
- 手元の一覧を調べるなら、検索のボリュームと予測データを確認する機能を選ぶ
- 地域・期間・検索ネットワークを確認する
- 月間平均検索数と広告の項目を分けて保存する
国内向けの加工相談なのに海外を含む設定なら、営業が対応する需要とずれます。前月の表と比べるときも、同じ条件になっているかを先に確認します。
画面には、過去の検索需要と、広告を出したときの予測があります。予測クリック数は、記事を公開したら得られる自然検索のクリック数ではありません。広告の予算や入札条件を変えて得る数字と分けて読んでください。
検索数の幅と広告の数字を、どう読む?
Google広告の指標の説明では、月間平均検索数は対象の語と類似パターンを含む平均回数です。独立した見込み客を一人ずつ数えたものではありません。
| 表示項目 |
意味 |
読み替えないもの |
| 月間平均検索数 |
条件に沿った検索需要 |
自社への訪問数 |
| 競合性 |
広告主の相対的な競争 |
SEOの難易度 |
| ページ上部の入札単価 |
広告掲載の過去の単価帯 |
受注額や利益 |
| 予測クリック数 |
広告条件を踏まえた予測 |
記事公開後の流入 |
月間検索数が幅で表示されたら、そのまま記録します。範囲の真ん中を取り、細かい検索数として社内資料に載せないでください。同じ幅の語同士を、わずかな需要差が確定したように順位付けすることもできません。
出稿の有無や広告費と表示の細かさの関係について、今回開いたGoogle広告ヘルプでは、具体的な切り替え条件を確認できませんでした。「いくら出せば細かな数字が見える」とは案内しません。利用中のアカウントの表示と、公式ヘルプで確かめられる説明を分けます。
数字が細かく表示されても、類似パターンを含む期間平均であることは変わりません。精密に見える表示を、将来の問い合わせ数へ換算しないようにします。
無料と有料の範囲は、どこで確かめる?
2026年10月22日に開いたラッコキーワードの料金表には、フリー無料、エントリーの年払いは年額7,920円、月換算660円と表示されていました。月換算額と、毎月払いの請求額を混同しないでください。
検索数の取得回数や機能ごとの消費クレジットも確認します。月間検索数だけ必要なのか、難易度の取得も必要なのかで消費条件が変わります。料金表の最低額だけを見て、必要な調査量を処理できると決めないようにします。
キーワードプランナーはGoogleの公式案内で無料のツールとされています。ただし、Google広告の設定が前提です。ツールの利用料と、実際に広告を配信したときの費用は分けて扱います。料金・機能は変更されるため、契約や配信の前に公式画面で再確認してください。
自社の数字と外部推定が食い違ったら?
私たちの暦メディアでは、2026年9月27日から見た直近28日間に、公開した1,077ページのうち500ページが検索結果へ表示されていました。表示回数は5,585回、クリックは95回でした。出典はGoogle Search Consoleです。
この表示回数を、暦に関する市場全体の検索数とは扱いません。自社が検索で表示される範囲と、表示された後に押される割合を確認する数字です。外部ツールの検索数を調べ直しても、自社の実績の代わりにはなりません。
調査表には、検索語、取得先、対象地域、期間、取得日、数値の種類を残します。自社の実績なら対象URLも付けます。ツール間で差があれば、どちらかへ無理にそろえず、測っているものを読み直してください。
語を集め終えたら、オウンドメディアの運用で使う執筆一覧へ渡します。検索数の大きさだけで新規記事を増やさず、すでに答えのあるページへ補えるかを確認します。表示があるのに押されないページはクリックされない記事の見直しから着手できます。
仕様・料金・出典の確認日:2026年10月22日。