渚ナギサコーポレーションSEO・LLMO・AEO・AIOのお悩み、全部お任せください。

全国対応打ち合わせから納品まで
メール・チャットで完結します

LINEで
相談する
無料相談・
お問い合わせ
無料相談・お問い合わせLINEで相談
COLUMN 14 / 計測と改善

Search Consoleで最初に見る4つの数字|表示ページ率から始める見方

公開 2026.09.28文・ナギサコーポレーション

この記事の答え

  • 最初に見るのは表示ページ率・表示回数・平均掲載順位・表示された検索語の数
  • クリック数は、この4つが育ったあとで付いてくる数字として見る
  • URLのhttp/https・wwwの表記ゆれをそろえないと、率が100%を超える
目次

Search Consoleで最初に見る数字は4つです。表示ページ率、表示回数、平均掲載順位、表示された検索語の数。クリック数は大事ですが、この4つが育ったあとに付いてくる数字なので、立ち上げ期に追いかけても手が打てません。

画面に出る4つの指標と、私たちが最初に見る4つ

Search Consoleの「検索パフォーマンス⁠」⁠を開くと、上に4つの指標が並びます。Googleのパフォーマンス レポートの説明⁠による定義は次のとおりです。

指標 Googleの定義
クリック数 ユーザーが Google 検索の検索結果からサイトをクリックした回数
表示回数 サイトが検索結果に表示された回数
クリック率(CTR) クリック数を表示回数で割った値
平均掲載順位 検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位

この4つはサイト全体の合計です。記事を何百本も作っていく会社にとっては、合計だけだと「どのページが働いていないのか⁠」⁠が分かりません。そこで私たちは、画面の数字を少し組み替えて、次の4つを最初に見ています。

  1. 表示ページ率:作ったページのうち、検索結果に1回以上出たページの割合
  2. 表示回数:検索結果に出た回数の合計
  3. 平均掲載順位:どのくらいの位置に出ているか
  4. 表示された検索語の数:いくつの言葉で見つけてもらえているか

1. 表示ページ率:作ったページの何割が検索に出ているか

表示ページ率は、ある期間に検索結果へ1回以上表示されたページ数を、公開しているページ数で割ったものです。Search Consoleの画面には無い数字で、私たちが自社メディアの進み具合を測るために使っています。

数え方は次のとおりです。

  1. 「検索パフォーマンス⁠」⁠で期間を「過去28日間」にする
  2. 「ページ」タブを開き、表示回数が1以上のURLの数を数える
  3. サイトマップなどで数えた公開ページ数で割る

ページが1,000を超えるサイトでは、画面からは数えきれません。GoogleのSearch Console のデータについてに「表には 1,000 行までしか表示されない⁠」⁠とあり、それ以上はSearch Console APIで取り出す必要があります。私たちもAPIで取り出して数えています。

この数字を最初に見るのは、記事の中身を直す前に「そもそも検索に出ているか⁠」⁠を確かめるためです。出ていないページの見出しをいくら直しても、読まれることはありません。

2〜4. 表示回数・平均掲載順位・検索語の数

表示ページ率と合わせて、残りの3つを同じ28日間で記録します。私たちの暦のメディア(⁠1,077ページ⁠)⁠で実際に測った数字です。

私たちの実測(暦のメディア・1,077ページ⁠)

測った日 表示ページ率 表示回数 平均順位
2026-08-21 29.8%(⁠306 / 1,028⁠) 1,706 24.1
2026-08-25 50.7%(⁠545 / 1,075⁠) 3,714 21.2
2026-09-05 59.6%(⁠642 / 1,077⁠) 8,331 23.7
2026-09-27 46.4%(⁠500 / 1,077⁠) 5,585 19.3

表示された検索語の数は、上から204・461・1,024・591。クリックは38・74・144・95。いずれも測った日から見た直近28日。 出典:Google Search Console

この表から読めることを書きます。

  • 8月21日から9月5日で、表示ページ率は29.8%から59.6%に上がり、検索語の数は204から1,024に増えた。検索に出るページが増えると、拾える言葉も増える
  • 9月27日には表示ページ率が46.4%に下がった。季節の検索(ジャンボ宝くじなど⁠)⁠の波と、立ち上げ直後にだけ試しに表示される期間が終わった影響と見ているが、推測の段階
  • それでも平均順位は24.1位から19.3位に上がっている。出るページは減ったが、出ているページの位置は良くなった

1つ⁠の数字だけを見ていたら、9月の数字は「悪くなった⁠」⁠としか読めません。4つ⁠を並べると、減ったのは表示の幅で、位置は上がっていると分かります。

4つ⁠を並べて見る理由

  • 表示ページ率と検索語の数は「幅⁠」⁠、平均順位は「深さ」を表す
  • 片方だけが動くことがよくある
  • 同じ条件(直近28日⁠)⁠で何度か測り、流れで判断する

平均掲載順位はサイト全体の平均なので、ページごとにも見ます。9月27日時点で表示回数が最も多かったページは「年末ジャンボ 2026」系の語で、平均8〜9位でした。10位以内に入っているページが何枚あるかを数えると、実際に読まれる可能性のあるページの数が分かります。10位以内に出ているのにクリックが少ないページの直し方は表示されているのにクリックされないページの直し方⁠にまとめました。

測るときは、直近の数日を含めて判断しないようにしています。Googleの説明にも「最新のデータは暫定値の可能性があり、引き続きデータが収集中であるため、その後数時間で変動する場合があります⁠」⁠とあります。前回との比較は、同じ「過去28日間⁠」⁠の区切りで、測る曜日もそろえています。

表示ページ率が100%を超えた:URLの4通り問題

表示ページ率を初めて数えたとき、トップページの率が400%と出ました。1ページしかないのに、4ページ⁠分表示されたことになっていたのです。

原因は、同じページが次の4通りのURLで返ってきていたことでした。

  • http://example.com/
  • https://example.com/
  • http://www.example.com/
  • https://www.example.com/

Search Consoleの「ドメイン プロパティ」は、Googleのプロパティの説明⁠にあるとおり「すべてのサブドメイン(m、www など⁠)⁠と複数のプロトコル(http、https、ftp⁠)⁠を含む」ものです。そのため、4通りのURLが別々の行として出てくることがあります。

数える前に、URLを1つの形にそろえます。私たちは、プロトコルを https に、www の有無をそのサイトの正式な形に統一し、同じURLになったものを1ページとして数えています。

4通り出てくるのは、設定漏れの信号

正しく数えるための手間だと思って済ませがちですが、4通りのURLが検索結果に出ていること自体が問題でした。私たちの場合、httpからhttpsへの転送(リダイレクト⁠)⁠の設定漏れが3サイトで見つかりました。

Googleは重複したURLの統合で、HTTPページからHTTPSページへのリダイレクトを追加するよう勧めています。表示ページ率を数える作業は、こうした設定の穴を見つける点検にもなります。

クリック数は、いつから見ればいい?

クリック数は、表示回数と順位が育ったあとに付いてきます。立ち上げから数か月は、クリックがほとんど付かないのが普通です。その段階でクリック数だけを見ても、何を直せばいいか分かりません。

立ち上げ期は表示ページ率と検索語の数で「検索の土俵に乗ったか」を、次に平均掲載順位で「読まれる位置に来たか⁠」⁠を見ます。クリックと問い合わせは、その先です。問い合わせの数え方と、どの記事が問い合わせを生んだかの調べ方は、計測と改善のカテゴリ⁠でGA4のキーイベントを使って説明しています。

表示ページ率が低いときに、次に見るところ

表示ページ率が低いときは、ページがGoogleのインデックスに登録されているかを確かめます。Search Consoleの「ページ」レポート(インデックス登録)で、登録されていない理由が分かります。なぜ作ったページが検索に出ないのか、何が起きているのかは作ったページが検索に出ない理由⁠にまとめました。

表示はされているのに順位が低いページは、サイト内での位置づけを見直します。似た記事を束ねる受け皿のページがあるか、関連する記事から十分にリンクされているかです。束ね方はハブページと階層構造の作り方とミドルワードとは:受け皿ページの作り方⁠で扱っています。

外部ツールの数字より、Search Consoleを見る

順位や流入を推定する外部ツールは便利ですが、自社サイトの判断はSearch Consoleでします。私たちは、ある外部ツールの流入ページ推定で「⁠13ページ・流入0⁠」⁠と出たサイトを、Search Consoleで実測し直したことがあります。実際には、外部ツールの推定よりずっと多くのページが検索に出ていました。

外部ツールは競合を調べるのに使い、自社の数字はGoogleが直接出しているSearch Consoleで確かめる。いまはこの分け方で運用しています。

よくある質問

Search Consoleで最初にどこを見ればいいですか?

「検索パフォーマンス⁠」⁠の「ページ」タブです。表示回数が1以上のページを数えて公開ページ数で割ると、作ったページのうち検索に出ている割合(表示ページ率⁠)⁠が分かります。

表示ページ率が100%を超えてしまいます。なぜですか?

同じページが http と https、www あり・なしの最大4通りのURLで集計されている可能性があります。URLをそろえてから数え直してください。4通り出てくる場合は、httpsへの転送設定が漏れている信号でもあります。

ページが1,000以上あるサイトでも画面から数えられますか?

Search Consoleの表は1,000行までしか表示されません。それを超えるサイトでは、Search Console APIでデータを取り出して数える必要があります。

あわせて読みたい

SEO / COLUMN 15計測と改善作ったページが検索に出ない理由|インデックスと表示ページ率で切り分ける

ページが検索に出ないのは、Googleに見つかっていない、インデックス未登録、登録されても合う検索語が無い、のどれかです。1,024ページ作って2週間流入0だった実測と、切り分け方を説明します。

解説を読む
SEO / COLUMN 05サイト設計ハブページとは?サイトの階層構造とパンくずの作り方を製造業の例で

ハブページとは、テーマの全体像を説明し、その下の分類や記事へ案内する親ページです。1つの一覧に並べただけの技術コラムを、ハブ→カテゴリ→記事に組み直す手順とパンくずリストの設定を説明します。

解説を読む
SEO / COLUMN 07サイト設計ミドルワードとは?受け皿ページの作り方と見つけ方を樹脂メーカーの例で

ミドルワードとは、検索数の多い1語のビッグワードと、3語以上の具体的な検索語の間にある、2語前後の検索語のことです。「エンプラとは」のような語に1枚で答える受け皿ページの作り方と見つけ方を、樹脂メーカーを例に説明します。

解説を読む
SEO / COLUMN 18計測と改善表示されているのにクリックされないページの直し方:リライトするかの判断

表示されているのにクリックされないページは、順位・検索語とのずれ・タイトルと説明文のどこに原因があるかを順に切り分けてから直します。Search Consoleの定義と、リライトするか・別ページにするか・待つかの判断を説明します。

解説を読む

ご相談・お問い合わせは、フォームまたは公式LINEで承ります。

いまの受注の入り口と、社長や技術者がよく受ける質問をお聞きして、最初に書くべき記事と、社内でAIに任せられる作業をお伝えします。相談は無料です。

無料相談・お問い合わせ 公式LINEで相談する 打ち合わせから納品まで、メールとチャットで完結します
無料相談LINEで相談