この記事の答え
- AI検索の答えは複数のサイトから作られ、自社の外の紹介文がそのまま会社の説明になりうる
- 事実の誤りは根拠を添えて訂正を頼める。評価や感想は変えてもらおうとしない(当社の方針)
- 読む順は、困りごとで選ぶ。仕組みは22、訂正と資料は23、自社で比較を作るなら24
「比較サイト・口コミ・第三者メディア」の解説記事(3本)
目次
AI検索は、自社サイトだけを読んで会社を説明するわけではありません。Googleは生成AI機能向けの最適化ガイドで、AI機能は「ブログや動画、フォーラムでの議論も含め、ウェブ上で製品やサービスについて言われていること」を表示できると書いています。比較サイトや口コミ、業界メディアの一文が、自社の説明として使われることがあります。
このカテゴリは、自社の外でどう書かれているかが気になっている会社のためのものです。たとえば精密切削が本業なのに、ある比較サイトで「試作専門」と紹介されている、という状態です。量産の相談先を探す購買担当がそれを読めば、候補から外すかもしれません。
どの記事から読めばいい?
困りごとによって、読む記事が変わります。
迷ったら、調べることから始めます。何がどう書かれているかが分からないと、何を頼めばいいかも決まりません。
法律の線と、私たちの方針は分けて考える
このカテゴリの記事では、2つを書き分けています。
1つは法律の線です。2023年10月1日から、事業者が表示内容の決定に関与していて、一般消費者が事業者の表示だと判別しにくいものは、景品表示法のステルスマーケティング規制の対象になりました。規制されるのは、表示をさせた側の事業者です。対価の有無だけでなく、やり取りの内容などから関与が判断されます。
もう1つは私たちの方針です。掲載元に頼むのは事実の訂正と更新までにして、評価や順位、感想は変えてもらおうとしません。法律がすべての依頼を禁じているからではなく、評価に口を出す会社の訂正依頼は、事実の部分まで疑って読まれるからです。
口コミの星を自社サイトの構造化データに入れる場合
Googleのレビュースニペットのガイドラインは、評価される側が自分についてのレビューを管理している場合、会社(Organization)や店舗(LocalBusiness)のページは星の表示の対象にならないとしています。自社サイトに口コミを集めて星を出しても、検索結果に星は出ません。
外を直す前に、自社サイトを直す
比較サイトを作る側は、公式サイトに書かれていない対応範囲や料金の決まり方を、比べようがありません。AI検索も、根拠を探すときに公式サイトを材料の1つにします。
「主な仕事は何で、何は対応できるが主力ではないか」を、会社概要やサービスのページに1文で書いておきます。外の書かれ方が多少ずれていても、正しい情報の出どころがはっきりします。答えを先に書く方法は自社サイトの対策のカテゴリに、AI検索対策の全体像はLLMO(AIO・AEO・GEO)の領域ページにまとめています。
よくある質問
比較サイトに載っている自社の情報が間違っていたら、どうすればいいですか?
掲載元の問い合わせ窓口に、どのページのどの記述が、何と違うのかを、根拠になる自社サイトのURLを添えて伝えます。頼むのは事実の訂正だけにして、評価や順位を変えてほしいとは頼みません。
AI検索は口コミサイトの内容も使いますか?
Googleは生成AI機能について、ブログや動画、フォーラムでの議論も含め、ウェブ上で製品やサービスについて言われていることを表示できると説明しています。どのサイトのどの口コミが使われるかは、検索の内容と時点によって変わります。
自社で比較ページを作って、自社を1位にしてもいいですか?
私たちは勧めません。基準を自社が決めて自社を1位にすると、比較の方法が公正かどうかを問われやすく、景品表示法の比較広告の考え方にも触れます。比べるなら、会社ではなく方法や道具を、基準を公開して比べる形にします。