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COLUMN 216 / 計測と改善

インデックス未登録の理由:読み方と直し方

公開 2026.10.28文・ナギサコーポレーション

この記事の答え

  • 理由の表は全部を0にするものではない。登録したいページが入っているかを見る
  • noindexや転送、重複は意図どおりのことが多い。5xx・403・転送の誤りはサイト側で直す
  • 検出・クロール済みの未登録は、登録の再リクエストより中身とリンクを見直す
目次

ページがインデックスに登録されなかった理由は、Search Consoleで、Googleが登録しなかったURLを理由ごとにまとめた表です。全部を0にするための表ではありません。登録したいページがどの理由に入っているかを見つけ、その理由がサイト側で直せるものかを判断します。

この表は、左のメニューの「ページ」⁠、つまりインデックス登録レポートの概要にあります。この記事の説明は、Search Consoleのヘルプの原文を2026年10月25日⁠に確かめたものです。検索に出ない原因の段階ごとの切り分けは検索に出ないページの理由⁠にあり、ここでは理由ごとの直し方に絞ります。

表を開いたら、最初に何を見る?

同じヘルプは、未登録になること自体を問題としていません。

URL が正当な理由(想定内のサイトの robots.txt ルール、ページの noindex タグ、重複した URL、削除したが代わりがないページの 404 など⁠)⁠でインデックスに登録されないのは問題ありません。

見るのは次の2つです。登録したい重要なページが含まれているか。その理由の行の「ソース」⁠が「ウェブサイト」⁠か「Google」⁠か⁠。ヘルプは、一般に直せるのはソースがウェブサイトの問題だけとしています。

ヘルプは、ページ数が500未満のサイトなら、このレポートを使う必要はおそらく無いとも書いています。小さな会社のサイトなら、site:検索のやり方⁠とURL検査で、トップと主要な製品ページが登録されているかを確かめるほうが早く済みます。

例の一覧は全部ではない

理由をクリックすると例のURLが並びますが、上限は1,000件です。1,000件未満でも、その理由のURLがすべて出るとは限らないと書かれています。特定のページの状態は、URL検査で1つずつ確かめます。

意図どおりのことが多い理由

次の理由は、サイトの設定が働いた結果として出ることが多いものです。登録したいページが入っていなければ、手を入れる必要はありません。

理由 ヘルプの説明 確かめること
noindex が指定されています noindexを検出したため登録しなかった 登録したいページに付いていないか
ページにリダイレクトがあります 別のページへ転送する非正規URL 転送先が正しいか
代替ページ 正規ページへのリンクが正しく指定されている 対処は不要
重複(正規の指定なし) Googleが別のページを正規に選んだ 選ばれた正規URLが妥当か
見つかりませんでした(404) 404が返った。削除して代わりが無いなら問題とは限らない 移転したページではないか

表の2つ⁠の行は短く書きました。画面での表記は次のとおりです。

  • 代替ページ(適切な canonical タグあり)
  • 重複していますが、ユーザーが正規ページとして選択していません

noindexの行に、登録したいページが入っていたら外します。ヘルプの手順では、URL検査で公開URLをテストし、noindexが検出されなくなったことを確かめてから、登録をリクエストします。書き方と確かめ方はnoindexの使い方⁠にまとめています。

私たちのサイトでも、この行は大きくなります。カイシャのホントでは、2026-10-23 に公開した会社ページ12,261枚⁠のうち、数字が5項目以上ある1,273枚だけを検索に出し、残りはnoindexにしました。このようなサイトでは、noindexの件数が多いこと自体は設計どおりです。

転送の行には、httpからhttpsへの転送元などが入ります。私たちは、同じページが http・https、www の有無で4通りのURLになっている設定漏れを3サイト⁠で見つけました。転送を直すと、この行が増えるのは自然です。移転の手順は301リダイレクトの手順⁠にあります。

重複の行は、Googleが似たページの中から代表を1つ選んだ結果です。ヘルプは「これはエラーではなく、意図したとおりに機能しています⁠」⁠と書いています。選ばれた正規URLが想定と違うときだけ、正規URLの指定⁠で正規URLを示します。

404の行には、削除したページや、リンクの書き間違いで生まれたURLが入ります。移転したページなら301で新しいURLへ転送します。見つけ方と直し方はリンク切れの調べ方⁠にまとめています。

サイト側で直す理由

次の理由は、サーバーや設定が、Googleの取得を妨げている状態です。登録したいページが入っていれば、優先して直します。

理由 ヘルプの説明 直し方
サーバーエラー(5xx) 500番台のエラーが返った ホストの状態と負荷を調べる
リダイレクト エラー 転送が長すぎる、ループしている等 転送を1回⁠で正しい先へ
robots.txt によりブロック robots.txtで止めている 意図した規則か確かめる
未承認のリクエスト(401) 認証が必要で取得できない 公開するなら認証を外す
アクセス禁止(403) 認証情報を出さない相手に403を返した 防御の設定を見直す
ソフト 404 200を返しつつ「見つからない」⁠内⁠容 404を返すか本文を戻す

5xxが出たときは、クロールの統計情報のレポートで、ホストの可用性に問題が出ていないかを見ます。ヘルプは、ファイアウォールやDoS対策の設定ミスで、Googleのクローラーが止められることがあるとも書いています。人より多くのリクエストを送るので、防御の仕組みが反応しやすいという説明です。

403について、ヘルプは、Googlebotは認証情報を出さないので、サーバーが誤ってこのエラーを返している、と説明しています。会員向けではない製品ページに403が出ていたら、ボット対策が止めていないかを制作担当に調べてもらいます。

robots.txtの行に入ったページは、検索から外れるとは限りません。ヘルプは、確実に登録させないためには、robots.txtのブロックを外してnoindexを使うよう書いています。規則の書き方はrobots.txt設定⁠で確かめられます。

ソフト404は、在庫切れや空の一覧で起きやすいものです。原因ごとの直し方はソフト404の直し方⁠にまとめています。

Googleの判断で止まっている理由

ソースがGoogleになっている理由は、サイトの設定を1か所直せば消えるものではありません。

検出 - インデックス未登録

ヘルプの説明は「ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません」⁠で⁠す⁠。多くは、サイトへの過負荷が予想されて、クロールを先送りした場合とされています。そのため、レポートの最終クロール日は空欄になります。

公開したばかりのページなら、ヘルプの別の箇所に、新しいページやサイトのクロールと登録が始まるまで1週間程度かかることがあるとあります。大量のページを一度に公開したサイトや、応答の遅いサーバーで長く続くときは、サーバーの応答とサイト内のリンクを見ます。

クロール済み - インデックス未登録

ヘルプの説明は次のとおりです。

今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。

読んだうえで登録しなかった状態なので、リクエストを繰り返しても変わりません。

見直すのは中身とリンクです。そのページにしか無い答えがあるか、地名や型番を入れ替えただけの似たページになっていないか、どの記事や一覧からリンクされているかを確かめます。製造業なら、型番ごとのページが仕様の表だけで、ほかの型番と見分けられる説明が無い状態がよくあります。

Googleが別の正規ページを選んだ

画面では、重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました、と表示されます。自社で正規URLを指定したのに、Googleが別のURLを選んだ状態です。URL検査で、ユーザーが指定した正規URLと、Googleが選択した正規URLを並べて見ます。ヘルプは、指定した正規URLが現在のページと似ていなければ、Googleはそれを正規として選ばないと説明しています。

直した後は、どう確かめる?

理由の詳細ページにある「修正を検証」⁠を押すと、Googleがその理由のURLを確かめ直します。ヘルプは、検証は通常2週間ほどで完了し、それより長くかかる場合もあるとしています。押さなくても、通常のクロールで修正が見つかれば件数は0になります。

確かめるときの注意が2つあります。

  • URL検査のライブテストは、重複や正規化の条件までは試さない。ライブテストで問題が無くても、重複の行から消えるとは限らない
  • 修正した後に問題が出たままなら、そのURLの最終クロール日を見る。直す前のクロールなら、まだ読み直されていない

最後のインスタンスが消えてから90日たつと、その理由は表から消えます。直した日と押した日を記録し、件数の動きと並べてください。

件数の急な変化は、テンプレートの変更を疑う

  • エラーがあまり増えていないのに登録済みが減ったら、robots.txt、noindex、ログインの要求で止めていないかを見る
  • エラーが急に増えたら、テンプレートの変更で混ざった誤りか、サイトマップのURLを止めていないかを見る

これはヘルプのトラブルシューティングにある見方です。数字の読み方の全体は計測と改善のカテゴリから辿れます。

仕様・出典の確認日:2026年10月25日⁠。

よくある質問

ページがインデックスに登録されなかった理由が出たら、すべて直すべきですか?

すべて直す必要はありません。Search Consoleのヘルプは、robots.txtの規則、noindex、重複したURL、削除して代わりの無いページの404などで未登録になるのは問題ないとしています。登録したいページが含まれているかを先に確かめます。

クロール済み - インデックス未登録は、何をすればいいですか?

ヘルプには、今後登録される可能性も、されない可能性もあり、クロールのリクエストを再送信する必要はないとあります。そのページだけの答えがあるか、似たページと内容が重なっていないか、サイト内のどこからリンクされているかを見直します。

検出 - インデックス未登録とクロール済み - インデックス未登録は、何が違いますか?

検出は、見つかったものの、まだクロールされていない状態です。ヘルプは、サイトへの過負荷が予想されてクロールを先送りした場合が多いと説明しています。クロール済みは、読んだうえで登録しなかった状態です。

直した後、レポートから消えるまでどのくらいかかりますか?

修正を検証のボタンを押した場合、ヘルプは通常2週間ほどで完了し、それより長くかかることもあるとしています。検証を押さなくても、Googleが通常のクロールで修正を見つければ件数は0になります。

サイトが小さくても、このレポートを見る必要がありますか?

ヘルプは、ページ数が500未満のサイトでは、このレポートを使う必要はおそらく無いとしています。代わりにsite:検索やURL検査で、主要なページが登録されているかを確かめます。

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