ページがインデックスに登録されなかった理由は、Search Consoleで、Googleが登録しなかったURLを理由ごとにまとめた表です。全部を0にするための表ではありません。登録したいページがどの理由に入っているかを見つけ、その理由がサイト側で直せるものかを判断します。
この表は、左のメニューの「ページ」、つまりインデックス登録レポートの概要にあります。この記事の説明は、Search Consoleのヘルプの原文を2026年10月25日に確かめたものです。検索に出ない原因の段階ごとの切り分けは検索に出ないページの理由にあり、ここでは理由ごとの直し方に絞ります。
表を開いたら、最初に何を見る?
同じヘルプは、未登録になること自体を問題としていません。
URL が正当な理由(想定内のサイトの robots.txt ルール、ページの noindex タグ、重複した URL、削除したが代わりがないページの 404 など)でインデックスに登録されないのは問題ありません。
見るのは次の2つです。登録したい重要なページが含まれているか。その理由の行の「ソース」が「ウェブサイト」か「Google」か。ヘルプは、一般に直せるのはソースがウェブサイトの問題だけとしています。
ヘルプは、ページ数が500未満のサイトなら、このレポートを使う必要はおそらく無いとも書いています。小さな会社のサイトなら、site:検索のやり方とURL検査で、トップと主要な製品ページが登録されているかを確かめるほうが早く済みます。
例の一覧は全部ではない
理由をクリックすると例のURLが並びますが、上限は1,000件です。1,000件未満でも、その理由のURLがすべて出るとは限らないと書かれています。特定のページの状態は、URL検査で1つずつ確かめます。
意図どおりのことが多い理由
次の理由は、サイトの設定が働いた結果として出ることが多いものです。登録したいページが入っていなければ、手を入れる必要はありません。
| 理由 |
ヘルプの説明 |
確かめること |
| noindex が指定されています |
noindexを検出したため登録しなかった |
登録したいページに付いていないか |
| ページにリダイレクトがあります |
別のページへ転送する非正規URL |
転送先が正しいか |
| 代替ページ |
正規ページへのリンクが正しく指定されている |
対処は不要 |
| 重複(正規の指定なし) |
Googleが別のページを正規に選んだ |
選ばれた正規URLが妥当か |
| 見つかりませんでした(404) |
404が返った。削除して代わりが無いなら問題とは限らない |
移転したページではないか |
表の2つの行は短く書きました。画面での表記は次のとおりです。
- 代替ページ(適切な canonical タグあり)
- 重複していますが、ユーザーが正規ページとして選択していません
noindexの行に、登録したいページが入っていたら外します。ヘルプの手順では、URL検査で公開URLをテストし、noindexが検出されなくなったことを確かめてから、登録をリクエストします。書き方と確かめ方はnoindexの使い方にまとめています。
私たちのサイトでも、この行は大きくなります。カイシャのホントでは、2026-10-23 に公開した会社ページ12,261枚のうち、数字が5項目以上ある1,273枚だけを検索に出し、残りはnoindexにしました。このようなサイトでは、noindexの件数が多いこと自体は設計どおりです。
転送の行には、httpからhttpsへの転送元などが入ります。私たちは、同じページが http・https、www の有無で4通りのURLになっている設定漏れを3サイトで見つけました。転送を直すと、この行が増えるのは自然です。移転の手順は301リダイレクトの手順にあります。
重複の行は、Googleが似たページの中から代表を1つ選んだ結果です。ヘルプは「これはエラーではなく、意図したとおりに機能しています」と書いています。選ばれた正規URLが想定と違うときだけ、正規URLの指定で正規URLを示します。
404の行には、削除したページや、リンクの書き間違いで生まれたURLが入ります。移転したページなら301で新しいURLへ転送します。見つけ方と直し方はリンク切れの調べ方にまとめています。
サイト側で直す理由
次の理由は、サーバーや設定が、Googleの取得を妨げている状態です。登録したいページが入っていれば、優先して直します。
| 理由 |
ヘルプの説明 |
直し方 |
| サーバーエラー(5xx) |
500番台のエラーが返った |
ホストの状態と負荷を調べる |
| リダイレクト エラー |
転送が長すぎる、ループしている等 |
転送を1回で正しい先へ |
| robots.txt によりブロック |
robots.txtで止めている |
意図した規則か確かめる |
| 未承認のリクエスト(401) |
認証が必要で取得できない |
公開するなら認証を外す |
| アクセス禁止(403) |
認証情報を出さない相手に403を返した |
防御の設定を見直す |
| ソフト 404 |
200を返しつつ「見つからない」内容 |
404を返すか本文を戻す |
5xxが出たときは、クロールの統計情報のレポートで、ホストの可用性に問題が出ていないかを見ます。ヘルプは、ファイアウォールやDoS対策の設定ミスで、Googleのクローラーが止められることがあるとも書いています。人より多くのリクエストを送るので、防御の仕組みが反応しやすいという説明です。
403について、ヘルプは、Googlebotは認証情報を出さないので、サーバーが誤ってこのエラーを返している、と説明しています。会員向けではない製品ページに403が出ていたら、ボット対策が止めていないかを制作担当に調べてもらいます。
robots.txtの行に入ったページは、検索から外れるとは限りません。ヘルプは、確実に登録させないためには、robots.txtのブロックを外してnoindexを使うよう書いています。規則の書き方はrobots.txt設定で確かめられます。
ソフト404は、在庫切れや空の一覧で起きやすいものです。原因ごとの直し方はソフト404の直し方にまとめています。
Googleの判断で止まっている理由
ソースがGoogleになっている理由は、サイトの設定を1か所直せば消えるものではありません。
検出 - インデックス未登録
ヘルプの説明は「ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません」です。多くは、サイトへの過負荷が予想されて、クロールを先送りした場合とされています。そのため、レポートの最終クロール日は空欄になります。
公開したばかりのページなら、ヘルプの別の箇所に、新しいページやサイトのクロールと登録が始まるまで1週間程度かかることがあるとあります。大量のページを一度に公開したサイトや、応答の遅いサーバーで長く続くときは、サーバーの応答とサイト内のリンクを見ます。
クロール済み - インデックス未登録
ヘルプの説明は次のとおりです。
今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。この URL のクロールのリクエストを再送信する必要はありません。
読んだうえで登録しなかった状態なので、リクエストを繰り返しても変わりません。
見直すのは中身とリンクです。そのページにしか無い答えがあるか、地名や型番を入れ替えただけの似たページになっていないか、どの記事や一覧からリンクされているかを確かめます。製造業なら、型番ごとのページが仕様の表だけで、ほかの型番と見分けられる説明が無い状態がよくあります。
Googleが別の正規ページを選んだ
画面では、重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました、と表示されます。自社で正規URLを指定したのに、Googleが別のURLを選んだ状態です。URL検査で、ユーザーが指定した正規URLと、Googleが選択した正規URLを並べて見ます。ヘルプは、指定した正規URLが現在のページと似ていなければ、Googleはそれを正規として選ばないと説明しています。
直した後は、どう確かめる?
理由の詳細ページにある「修正を検証」を押すと、Googleがその理由のURLを確かめ直します。ヘルプは、検証は通常2週間ほどで完了し、それより長くかかる場合もあるとしています。押さなくても、通常のクロールで修正が見つかれば件数は0になります。
確かめるときの注意が2つあります。
- URL検査のライブテストは、重複や正規化の条件までは試さない。ライブテストで問題が無くても、重複の行から消えるとは限らない
- 修正した後に問題が出たままなら、そのURLの最終クロール日を見る。直す前のクロールなら、まだ読み直されていない
最後のインスタンスが消えてから90日たつと、その理由は表から消えます。直した日と押した日を記録し、件数の動きと並べてください。
件数の急な変化は、テンプレートの変更を疑う
- エラーがあまり増えていないのに登録済みが減ったら、robots.txt、noindex、ログインの要求で止めていないかを見る
- エラーが急に増えたら、テンプレートの変更で混ざった誤りか、サイトマップのURLを止めていないかを見る
これはヘルプのトラブルシューティングにある見方です。数字の読み方の全体は計測と改善のカテゴリから辿れます。
仕様・出典の確認日:2026年10月25日。