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COLUMN 249 / 比較サイト・データベース型

同じ型のページの説明文:量産しても崩れない書き方

公開 2026.11.04文・ナギサコーポレーション

この記事の答え

  • 説明文はデータから組み立て、地域名と、そのページにしかない数字を入れる
  • 値が空のときの文を型に用意し、空欄や「0社」⁠をそのまま説明に出さない
  • Googleは本文から説明を作ることも多い。説明文と本文の数字を同じデータから出す
目次

同じ型のページが何百本もあるサイトの説明文(meta description)⁠は⁠、手で書かずにデータから組み立てます。型には地域名と項目を入れ、そのページにしかない数字を1つ⁠か2つ入れます。

説明文そのものの決まりと、1ページずつ書く例は説明文の基本の書き方⁠にまとめました。ここでは、県・市町村・業種のように型が同じページを量産するときの作り方に絞ります。題の付け方は地域ページの題⁠で扱っています。

Googleは、説明文をどう使っている?

Googleのスニペットの説明では、検索結果の説明(スニペット)⁠は主にページの本文から自動で作られます。説明文は、本文から取るよりもページを正確に表せるとGoogleが判断したときに使われます。

同じ説明には、スニペットは検索ごとに違うものが出ることがある、とも書かれています。検索した人の語に一番関係の深い本文を見せるためです。

量産するページに当てはめると、説明文は次の2つ⁠の役目を持ちます。

場面 説明文の役目
説明文が使われる ページの中身を正しく伝える
本文が使われる 本文の要約として食い違わない

どちらの場面でも、説明文と本文の数字が違っていると困ります。説明文の数字は、表を作ったのと同じデータから入れます。

Googleは、量産する説明文をどう見ている?

同じ公式の説明は、ページごとに固有の説明を作るよう求めています。サイトのすべてのページに同じ説明や似た説明を付けても、個々のページが検索結果に出たときに役に立たない、という理由です。

そのうえで、大規模なデータベースに基づくサイトについては、説明を手作業で入力することは不可能だと書いています。そうした場合は、説明をプログラムで生成するほうが適しており推奨される、としています。

公式の説明から読み取れること

  • 説明文をプログラムで作ること自体は、Googleが勧めている
  • 問題になるのは、ページごとの違いが説明文に出ないこと
  • 長いキーワードの羅列は、スニペットとして使われにくい

キーワードの羅列については、Googleは裁縫用品の店の悪い例を挙げています。品名を読点でつないだだけの説明では、ページの中身が伝わりません。地域のページで言えば、離職率・有給・残業・岡山のように、項目名と県名を並べただけの説明がそれに当たります。

どんな型にする?

Googleは同じ説明の中で、商品ページの例として、価格・発売年・メーカーのような大事な情報が本文のあちこちに散らばっていても、よい説明文にはそれが全部入っている、と書いています。データのページなら、地域名・項目・時点・件数・代表の数字がそれに当たります。

型は、文の形で書きます。

{県}の会社{件数}社の{項目}を、数字の良い順に並べました。{時点}の公開データで、県内の中央値は{中央値}です。

入れる値は、ページごとに必ず違うものを選びます。県名だけを差し替える型だと、どのページも同じ文に見えます。件数や中央値のように、県ごとに変わる数字が1つ入ると、検索結果で並んでも見分けがつきます。

前に置くものと、後ろに回すもの

Googleは説明文の長さに制限はないとしつつ、検索結果では端末の幅に合わせて切り詰められると書いています。後ろが切れても困らない順に並べます。

  1. 地域名と項目
  2. そのページにしかない数字
  3. 時点と出典の種類
  4. サイト名や定型の言葉

サイト名は説明文に入れなくても、検索結果の別の場所に出ます。全ページに共通の決まり文句(「無料で比べられます」など)は、文字数を使うわりに、ページの違いを伝えません。

悪い例と、直した例

悪い例 直した例
岡山県の採用データを掲載しています。 岡山県の会社120社⁠の離職率を並べました。
各社の数字を比較できます。 県内の中央値と、業種ごとの差が分かります。

左の文は、県名を変えてもほかの県のページと同じです。右の文は、件数と項目がページごとに変わります。表の数字は例で、実際のデータではありません。

種類ごとに型を分ける

県のページ、市町村のページ、会社のページ、ランキングの2ページ目以降で、型を分けます。1つ⁠の型を全部に使うと、どこかで意味の通らない文になります。

ランキングの2ページ目以降は、何位から何位までかを説明にも入れます。1ページ目と同じ説明のままだと、中身が違うのに同じ文が並びます。

値が空のときは、どう書く?

データのサイトでは、値が空のページが必ず出ます。空の値をそのまま型に流すと、「の会社社の離職率」のような壊れた文や、「中央値は 0 です」のような誤った文ができます。

空のときの文を、型の中に用意します。

空の値 説明文での扱い
件数が0 件数の文を出さない
中央値が出せない 中央値の文を削る
時点が無い 時点を書かず、出典の種類だけ

「非公開」「該当なし」「未確認」⁠を本文でどう分けるかはデータの空欄の見せ方⁠に書きました。説明文では、空の理由まで書く必要はありません。無いものを書かない、で足ります。

そもそも検索に出すページか

数字がほとんど無いページは、説明文を工夫する前に、検索に出すかを決めます。

私たちの運営記録(カイシャのホント)

国の公開データの数字で会社ごとのページを作る自社サイトで、2026年10月23日⁠に中国・四国6県の会社ページ12,261枚⁠を公開しました。数字が5項目以上ある1,273枚だけを検索に出し、残りは noindex にしています。

出典:自社サイトの公開記録(2026年10月23日)

検索に出さないページの説明文は、検索結果には出ません。説明文の型を作り込むのは、検索に出すページだけで足ります。出すかどうかの基準の決め方は薄いページとは⁠で扱っています。

組み立てた後に、機械で数える

型を作ったら、公開の前に全ページの説明文を並べて数えます。

  • 同じ説明文が2ページ以上に付いていないか
  • 説明文に地域名が入っていないページは無いか
  • 空の値が流れて、文が壊れていないか
  • 説明文の数字と、表の数字が同じか

1つ目は、説明文を並べて重複を数えるだけで見つかります。重複が多ければ、型に入れている値がページごとに変わっていない合図です。検査のまとめ方は公開前の機械検査⁠にあります。

公開した後は、Search Consoleで種類ごとにクリック率を見ます。説明文の型を変えた前後で比べるときは、URLのパターンでページを分けておきます。データ型のサイト全体の作りはデータベース型からたどれます。

仕様・出典の確認日:2026年10月26日⁠。

よくある質問

何百ページもある地域のページの説明文は、手で書くべきですか?

手で書かず、データから組み立てます。Googleのスニペットの説明は、大規模なデータベースに基づくサイトでは手作業での入力は不可能だとし、説明をプログラムで生成するほうが適していて推奨されると書いています。型は人が決め、値をデータから入れます。

全ページに同じ説明文を入れても問題ありませんか?

役に立ちません。Googleは、サイトのすべてのページに同じ説明や似た説明を付けても、個々のページが検索結果に出たときに役に立たないと説明しています。地域名と、そのページの数字で区別がつくようにします。

説明文は何文字までにすればいいですか?

Googleは説明文の長さに制限はないとしつつ、検索結果では端末の幅に合わせて切り詰められると書いています。切れても意味が残るよう、地域名と項目、いちばん大事な数字を前に置きます。

書いた説明文が検索結果に出ないのはなぜですか?

Googleはスニペットを主にページの本文から作り、本文より説明文のほうがページを正確に表すと判断したときに説明文を使います。検索の語ごとにスニペットが変わることもあります。説明文が出ないことだけで、壊れているとは言えません。

データが空のページは、説明文をどうしますか?

空の値を説明に流さず、空のときの文を型に用意します。数字が少なく検索に出さないページなら、説明文に力を入れる前に、そのページを検索に出すかを決めます。

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