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COLUMN 176 / 比較サイト・データベース型

データベース型サイトの実測:メーカー図鑑の検索表示が1週間で約3倍⁠になった記録

公開 2026.10.24文・ナギサコーポレーション

この記事の答え

  • 表示は1週間で4,395→13,612⁠。10位以内⁠の語は604あるが、3位以内⁠は15だけ
  • クリックが先に来たのは「〇〇 比較」ではなく、型番や社名そのものの検索だった
  • 計測タグが手元の確認作業まで数えていて、10月22日まで数字が読めなかった
目次

要約

メーカー図鑑は、私たちが自社で運営している、BtoB製品をメーカーの公式情報で比べるデータベース型サイトです。2026年10月7日⁠に1つ目の比較ページを出しました。

10月8日〜14日⁠の1週間と、次の1週間を比べると、検索結果での表示は4,395回から13,612回へ、約3.1倍⁠になりました。クリックは132回から289回です。ただ、10位以内⁠に入った検索語604語⁠のうち、3位以内⁠は15語だけでした。クリックが先に来たのは「〇〇 比較」のような比べる語ではなく、型番や社名そのものの検索でした。

メーカー図鑑はどんな作りか

1つ⁠の製品分野につき1枚⁠の比較ページを作り、同じ列の表で製品を並べています。列は「製品・メーカー」「コスト」「製品の強み」「仕様」「公式ページ」⁠の5つで、どの分野でも変えません。載せるのは、各メーカーの公式サイトやカタログで確かめた情報だけです。並び順は、掲載料で変えないと決めています。

比較ページの下には、製品ごとのページと、会社ごとのページがつながっています。会社のページからは、その会社の製品を逆に引けます。1つ⁠の型に多数のデータを流し込んでページを作るので、データベース型サイト⁠の典型的な形です。

比較ページは2026年10月24日⁠の時点で352本です(公開済みの一覧の行数で数えました⁠)⁠。サイトマップに載せて検索に出しているURLは、製品・会社のページを含めて16,265です。

1週間で何が変わったか

私たちの実測(メーカー図鑑・2026年10月⁠)

週 表示 クリック 検索からの訪問
10月8日〜14日 4,395 132 170
10月15日〜21日 13,612 289 433

出どころ:Google Search Console(表示・クリック)⁠、Google アナリティクス 4(検索からの訪問。本番のドメインだけ⁠)⁠。2026年10月24日に取得

表示は約3.1倍⁠、クリックは約2.2倍です。同じ週に比較ページも増えているので、何が効いたかは断定できません。言えるのは、データの名前で検索する人の入口が、ページの数に合わせて増えていったことです。

検索に出たのは、比較の語より型番と社名だった

比較サイトなので、「〇〇 比較」のような比べる語で人が来ると考えがちです。実際にクリックが来たのは、製品の型番をそのまま打った検索と、メーカーの社名の検索でした。

型番で検索する人は、すでに製品を知っていて、仕様や価格を確かめたい人です。比べる語は競う相手が多く、立ち上げたばかりのサイトが上位に入るのは後になります。データベース型サイトの最初の入口は、データの名前そのものになりやすい。これは1サイトでの観察で、どの業界にも当てはまるとは言えません。

そこで次は、型番のページと比較ページのあいだに、両方向のリンクを張っていきます。型番で入ってきた人が、同じ用途のほかの製品と比べられるようにするためです。

10位以内⁠に604語⁠、3位以内⁠は15語

2026年9月24日〜10月21日⁠の28日間で、表示が出た検索語は2,252語でした。語ごとに一番よい順位で数えると、10位以内⁠が604語⁠、3位以内⁠が15語です。検索結果に1回以上表示されたページは2,704でした。

10位以内⁠の語が多いのに、3位以内⁠が少ない。つまり1ページ目には出ても、選ばれる位置にはまだ届いていません。次に手を入れるのは、11〜30位⁠にいる型番ページです。仕様の表を厚くし、後継機と、同じ用途の比較ページへのリンクを足していきます。

比較サイトの成果を、何で数えるか

表示とクリックだけでは、サイトが役に立ったかは分かりません。メーカー図鑑では、製品のページから各メーカーの公式サイトへ移ったクリックを数えています。28日間で27回でした(本番のドメインだけ)⁠。

この数は、メーカーに「御社のサイトへ何人送ったか」として見せられる数字です。中小企業が自社のデータベースを作るなら、同じように「問い合わせのページへ移った数」⁠や「カタログを開いた数」⁠を⁠、最初から数える設定にしておくと、あとで判断に使えます。

うまくいかなかったこと

10月22日までの Google アナリティクス 4 は、私たちが手元で表示を確かめた閲覧まで記録していました。手元の閲覧が11,346回⁠、本番が959回で、手元のほうが多かったのです。サイトの数字として読めない状態でした。

計測タグを、本番のドメインで開いたときだけ読み込むように直しました。それより前の数字は、ホスト名で本番に絞らないと使えません。データベース型サイトはページが多く、手元で表示を確かめる回数も多くなるので、気づかないうちに数字が膨らみます。

同じ時期に立ち上げた、採用の数字で会社を比べるデータベース型サイトは、12,261枚⁠の会社ページを出しても、10月15日〜21日⁠の表示は84回でした。作ったページの数と、検索に出る数は別物です。この点は立ち上げ間もない4サイトの記録⁠と同じ結果でした。

自社のデータで同じことをするなら

製造業なら、材料の一覧、加工方法と条件、標準部品の仕様など、自社が正しさを保てる表が出発点になります。他社製品を並べるより、自社のデータのほうが、仕様の変更にも気づけます。

始める順番は、次のとおりです。

  1. 同じ項目で並べられる表があるかを確かめる(数十件以上が目安)
  2. 列をそろえた型を1つ決め、1分野だけ作って公開する
  3. 型番や品名で検索されているかを Search Console で見る
  4. 11〜30位⁠にいるページから厚くする

記事型と組み合わせる考え方は比較サイト(データベース型サイト)⁠のSEOとは⁠、どの一覧を検索に出すかは一覧・絞り込みページを増やしても検索に出ない理由⁠、比べる基準の決め方は公式情報を同じ基準で比べる比較ページの作り方⁠にまとめています。

よくある質問

データベース型サイトは、公開してどれくらいで検索に出ますか?

決まった期間はありません。メーカー図鑑は2026年10月7日⁠に1つ目の比較ページを出し、10月15日〜21日⁠の1週間で表示13,612・クリック289でした。同じ時期に立ち上げた別のデータベース型サイトは、同じ週の表示が84です。サイトによって大きく違います。

比較サイトは「〇〇 比較」⁠の語で検索に出るのですか?

私たちのメーカー図鑑では、比べる語より先に、型番や社名そのものの検索でクリックが来ました。比較の語は競う相手が多く、データベース型サイトの最初の入口は、データの名前そのものになりやすいと見ています(1サイトでの観察です)⁠。

データベース型サイトの成果は何で数えればいいですか?

表示やクリックに加えて、そのサイトの目的に近い行動を数えます。メーカー図鑑では、製品ページから各メーカーの公式サイトへ移ったクリックを数えていて、28日⁠で27回でした。

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