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COLUMN 237 / 比較サイト・データベース型

Search Consoleをページの種類別に見る:URLのパターンで分ける

公開 2026.11.01文・ナギサコーポレーション

この記事の答え

  • ページのフィルタに正規表現を入れ、URLのパターンでページの種類ごとに分ける
  • 正規表現は部分一致で、大文字と小文字を区別しない。先頭と末尾の指定に気をつける
  • 種類がURLで分かれていないと、あとから分けられない。URLは公開前に決める
目次

Search Consoleをページの種類別に見るとは、検索パフォーマンスのレポートで、ページのフィルタにURLの一部や正規表現を入れ、製品・会社・地域・記事といった種類ごとに、表示回数や掲載順位を分けて見ることです。

最初に見る数字の選び方は最初に見る4つの数字⁠に書きました。ここでは、その数字をページの種類で分ける方法を扱います。データで作るサイトのように、同じ型のページが数百、数千あるサイトほど、全体の平均だけでは何も分かりません。

なぜ、種類別に見る?

サイト全体の平均掲載順位は、よく出ている種類と、ほとんど出ていない種類を混ぜた数字です。全体の平均が上がっても、それが記事の伸びなのか、製品ページの伸びなのかは分かりません。直すページを決めるには、種類ごとに分ける必要があります。

私たちが立ち上げ間もない4サイトで、記事・会社ページ・切り口の一覧の3種類に当たるページを比べると、検索に出たページの割合は記事がいちばん高く、一覧がいちばん低くなりました。数字と範囲は種類ごとの実測⁠に書いています。この差は、種類で分けて初めて見えました。

ページのフィルタは、どう使う?

検索パフォーマンスのレポートを開き、ページのフィルタを追加します。Googleのフィルタと比較の説明⁠にある選び方は次のとおりです。

  • 次を含むURL:入れた文字列を含むページだけを出す
  • 次を含まないURL:入れた文字列を含むページを外す
  • カスタム(正規表現):正規表現に合うページだけを出す

正規表現について、同じヘルプには3つ⁠の決まりが書かれています。

  • 書き方はRE2という形式
  • 初期設定は部分一致
  • 初期設定では大文字と小文字を区別しない。区別するときは、先頭に(?-i)を付ける

RE2の文法の一覧では、先読みや後読み、後方参照は使えないと書かれています。ほかのツールで書いた正規表現をそのまま貼ると、ここで止まることがあります。

部分一致なので、末尾を決める

部分一致なので、/area/と入れると、県のページも、その下の市町村のページも全部入ります。県のページだけを見るなら、URLの末尾まで形を決めます。架空のサイトのURLで、手元のPythonで当てはまり方を試した例です。

ページの種類 URLの例 正規表現
製品 /products/ab-100/ /products/[^/]+/$
会社 /company/(13桁)⁠/ /company/\d{13}/$
県 /area/okayama/ /area/[a-z-]+/$
市町村 /area/okayama/kurashiki/ /area/[a-z-]+/[a-z-]+/$
記事 /column/12/ /column/\d+/$

$はURLの終わりを表します。県の正規表現に$を付けないと、市町村のページも県に入ります。会社の行の\d{13}は、数字がちょうど13個という意味で、法人番号をURLに使っている場合の書き方です。

URLの付け方が、あとの分析を決める

フィルタで分けられるのは、URLに種類が表れているときだけです。製品も記事も/?p=123のような番号だけのURLだと、正規表現では分けられません。URLの一覧を書き出し、手元の表でページの種類を対応させて集計するしかなくなります。

新しく作るサイトなら、公開する前に、種類ごとにURLの階層を分けます。あとでURLを変えると転送の設定と評価の引き継ぎが必要になるので、最初に決めるのがいちばん安く済みます。決め方はURL設計にまとめました。

サイトマップも種類ごとに分けておくと、ページのインデックス登録のレポートを、サイトマップごとに絞って見られます。分け方はサイトマップの分け方⁠に書いています。検索パフォーマンスはURLのパターンで、登録の状況はサイトマップで、同じ種類の区切りを使えるようにしておきます。

種類ごとに、何を比べる?

種類ごとにフィルタを掛け、次の数字を表に書き写します。期間は全部の種類で同じにします。

比べる数字 読み方
表示回数 その種類が検索結果に出た回数
クリック数 実際に来た回数
平均掲載順位 出たときの位置の平均
表示されたページ数 何ページが1回以上出たか

表示されたページ数を、その種類の公開ページ数で割ると、種類ごとの表示ページ率になります。公開ページ数は、自分たちのサイトマップや組み立ての記録から数えます。

表は1,000行まで

ページの数を数えるときは、画面の表に頼れません。Googleのデータの違いの説明には、表は1,000行までしか表示されず、件数の少ない行は表から外れるが、グラフの合計には含まれる、と書かれています。同じ説明には、ページのフィルタを掛けると、グラフと表で集計の仕方が変わり、合計が増える(まれに減る)ことがあるともあります。

1,000ページ⁠を超える種類を数えるなら、Search ConsoleのAPIを使います。APIの説明では、1回⁠で取れる行は初期設定で1,000⁠、最大で25,000で、startRowで続きを取れます。API側にも、正規表現でページを絞る指定があります。

期間を比べて、型を直した効果を見る

データのサイトでは、テンプレートを直すと、その種類のページが全部同時に変わります。直した日の前と後の同じ長さの期間を、種類のフィルタを掛けたまま比べます。ヘルプによると、比較できるのは一度に1つまでで、2つ⁠の値を比べると、行ごとの差の列が表に出ます。

ほかの種類も同じ期間で並べておきます。季節や検索全体の動きで全部の種類が上がっているなら、型の直しの効果とは言えません。直していない種類と比べて、直した種類だけが動いたかを見ます。

URLの書き方が4通り返ってくるとき

Search Consoleは、同じページを http と https、www あり・なしの4通りのURLで返すことがあります。私たちのサイトでも起き、正規化しないと表示ページ率が100%⁠を超えました。この表の正規表現は末尾だけを決めているので、4通りとも同じ種類に入ります。ページ数を数えるときは、URLを1つ⁠の書き方にそろえてから数えます。

ページの種類と、来ている検索語は、組み合わせて読みます。私たちのメーカー図鑑では、クリックが来ているのは比べる語より、型番そのものや社名の検索が先でした。どの種類のページに、どんな語で来ているかを並べると、次に厚くする種類が決まります。計測の全体は計測と改善から、データで作るサイトはデータベース型サイトから読めます。

仕様・出典の確認日:2026年10月26日⁠。

よくある質問

Search Consoleで、ページの種類ごとの数字を見るには?

検索パフォーマンスのレポートで、ページのフィルタを開き、次を含むURLか、カスタムの正規表現を選びます。製品なら/products/のように、その種類のURLにだけある文字列を入れます。種類ごとに1回ずつフィルタを掛けて、表示回数・クリック数・掲載順位を書き写します。

Search Consoleの正規表現は、どんな書き方ですか?

RE2という書き方です。Googleのヘルプでは、初期設定は部分一致で、大文字と小文字は区別しないとしています。区別するときは、先頭に(?-i)を付けます。RE2では先読みや後読みは使えません。

表に出るページの数が足りないのはなぜですか?

表は1,000行までしか出ないからです。件数の少ない行は表から外れますが、グラフの合計には入ります。ページの種類ごとに何ページが表示されたかを数えるなら、Search ConsoleのAPIで行を分けて取り出します。

URLがページの種類で分かれていないサイトは、どうしますか?

フィルタだけでは分けられません。URLの一覧を書き出し、ページの種類を表で対応させて、手元で集計します。新しく作るサイトなら、公開する前に、種類ごとにURLの階層を分けておきます。

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