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COLUMN 223 / サイト設計

更新日の見せ方:dateModifiedと確認日を書く理由

公開 2026.10.29文・ナギサコーポレーション

この記事の答え

  • 画面の日付にはラベルを付け、構造化データの日付と合わせる
  • dateModifiedは中身を変えた日。見直しただけなら動かさない
  • 比較ページは、データの確認日とページの更新日を分けて書く
目次

ページの更新日は、画面に「最終更新日」⁠とラベルを付けて見せ、構造化データのdateModifiedと同じ日にそろえます。日付を変えるのは、ページの中身を実際に変えたときだけです。

比較ページやデータベース型のページには、もう1つ⁠の日付があります。載せている情報を公式の資料で確かめた「確認日」⁠で⁠す⁠。確かめたが何も変わっていなかった日は、確認日だけを新しくし、更新日は動かしません。

Googleは、日付をどう見せるよう勧めている?

Googleの日付の指定の説明は、ページの日付を1つ⁠の情報からではなく、複数の要素から判定するとしています。その上で、次のことを勧めています。

勧めていること 中身
見える日付 目立つ位置に置き、「公開日」「最終更新日」⁠な⁠ど⁠のラベルを付ける
構造化データ datePublishedとdateModifiedの両方かいずれかを書く
時刻 精度のために時刻とタイムゾーンも書く
一致 画面の日付と構造化データの日付を合わせる
書かない日付 未来の日付や、ページに書かれた出来事の日付を入れない
他の日付 ページ内の他の日付はできるだけ少なくする

この通りにしても、検索結果に日付が出るとは限らない、とも書かれています。

datePublishedとdateModifiedの違い

記事の構造化データ⁠の説明では、datePublishedは記事が最初に公開された日時、dateModifiedは最後に変更された日時です。どちらもISO 8601形式で、タイムゾーンを入れることが勧められています。Articleには必須の項目が無く、どちらも推奨の項目です。

説明用の例です。日本時間なら、末尾に+09:00を付けます。

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Article",
  "headline": "○○の比較",
  "datePublished": "2026-04-01T09:00:00+09:00",
  "dateModified": "2026-09-15T10:00:00+09:00"
}

この例なら、画面にも「公開日 2026年4月1日」「最終更新日 2026年9月15日」⁠と出します。JSON-LDの書き方そのものはJSON-LDの書き方⁠にまとめています。

日付だけ進めると、何が問題?

Googleの有用なコンテンツの作成には、検索エンジン向けに作られたコンテンツを見分ける質問として、次のものがあります。

コンテンツを実質的に変更していないにもかかわらず、ページを新鮮に見せるためにページの日付を変更していますか。

CMSやサイトを組み立てる仕組みの中には、組み立てた日を全ページの更新日にしてしまうものがあります。誤字を1字直しただけの日や、デザインだけを変えた日に、全記事の更新日が今日になる状態です。中身を変えた日を記事ごとのデータとして持ち、そこから日付を出す作りにします。

XMLサイトマップのlastmodも同じ考え方です。Googleは、一貫して正確だと確かめられるときにlastmodを使うとしています。詳しくはXMLサイトマップ⁠の記事で書きました。

比較ページでは、日付を2つ⁠に分ける

比較ページの中身は、各メーカーや会社の公式の情報です。その情報は、メーカー側で変わります。読む人が知りたいのは、ページをいつ書き換えたかより、表の情報がいつの時点のものかです。

私たちのメーカー図鑑は、各メーカーの公式サイト・カタログで確かめた情報だけを、同じ列の表に載せています。こうした作りで掲載を続けるなら、メーカーの公式ページを開き直して、型番や仕様が変わっていないかを見る作業が要ります。開き直して何も変わっていなければ、ページの中身は変わりません。

日付 何の日 動かすとき
確認日 公式の資料で情報を確かめた日 確かめるたび
更新日(dateModified) ページの中身を変えた日 製品を足した、仕様を直したとき
公開日(datePublished) 最初に出した日 動かさない

確かめるたびに更新日まで動かすと、中身が同じなのに日付だけ新しくなります。前の節の質問に当たる状態です。確認日を別に持っておけば、見直したことは読む人に伝えつつ、更新日は中身を変えた日のままにできます。

確認日は、どこに書く?

確認日は、表の下か出典の欄に、「掲載情報の確認日:2026年○月○日」のようにラベルを付けて書きます。製品ごとに確かめた日が違うなら、出典の欄で製品ごとに書きます。

ここで、Googleの説明にある「他の日付は少なくする」⁠と⁠の兼ね合いが出ます。確認日が本文の目立つ位置にたくさん並ぶと、ページの日付として別の日が選ばれるおそれがあります。ページの上には公開日と最終更新日だけを置き、確認日は表の下や出典の欄にまとめます。Googleは、違う日付が選ばれるなら他の日付を一部か全部消すことを考えるよう書いています。検索結果に意図しない日付が出たら、確認日の置き方から見直します。

統計を載せるページなら、調査の時点もあります。時点の持ち方はe-Statの使い方で、公式情報で比べるページの作り方は比較ページの作り方⁠で書きました。

自社のページで、何を点検する?

点検は、ページを1枚開いて次の順に見ます。

  1. 画面に公開日と最終更新日が出ていて、ラベルが付いているか
  2. ページのソースで、datePublishedとdateModifiedが画面の日付と同じか
  3. 時刻にタイムゾーン(日本なら+09:00)⁠が付いているか
  4. 中身を変えていない記事まで、最近の同じ日付になっていないか
  5. 確認日など、ほかの日付がページの上のほうに並んでいないか

4つ目は、記事の一覧で更新日を並べると見つかります。何十本もの記事が同じ日に更新されていたら、その日に何をしたかを制作担当に聞きます。デザインの変更や、組み立て直しだけの日なら、日付の出し方を直します。

新しい日付は、AIの回答に効く?

Googleのランキングの仕組みには、鮮度の仕組みがあります。新しいコンテンツが期待される検索では、新しいものを上位に出すという説明です。例として、公開されたばかりの映画の検索では、最近のレビューを探していると判断する、と書かれています。

鮮度が効くのは、新しい情報が求められる検索です。日付を新しくすればどの検索でも上がる、という説明ではありません。

AIの回答については、GoogleのAI機能の説明が、AI OverviewsやAIモードに出るための追加の要件は無く、特別な最適化も要らないとしています。同じページは、構造化データを画面のテキストと一致させることも求めています。日付についても、画面と構造化データをそろえる、中身を変えた日だけ動かす、という検索と同じ扱いで足ります。日付をAI向けに別に作る理由は、公式の説明からは見つかりませんでした。ページの設計の全体はサイト設計から読めます。

仕様・出典の確認日:2026年10月25日⁠。

よくある質問

dateModifiedとは何ですか?

構造化データで、記事が最後に変更された日時を示す項目です。GoogleのArticleの説明では、ISO 8601形式で書き、タイムゾーンも入れることを勧めています。最初に公開した日時はdatePublishedで示します。必須の項目ではありません。

更新日はページに表示したほうがいいですか?

Googleは、日付を目立つ位置に置き、「公開日」⁠や「最終更新日」⁠な⁠ど⁠のラベルを付けることを勧めています。画面に見える日付と、構造化データの日付は一致させます。

記事を見直しただけで更新日を変えてもいいですか?

中身を変えていないなら変えません。Googleは有用なコンテンツの自己評価の質問で、実質的に変えていないのに、新しく見せるために日付を変えていないかを問うています。見直した記録は、確認日として別に残します。

確認日と更新日は何が違いますか?

確認日は、載せている情報を公式の資料で確かめた日です。更新日は、ページの中身を変えた日です。確かめて何も変わっていなければ、確認日だけが新しくなり、更新日は前のままです。

日付を新しくすると、AI検索に選ばれやすくなりますか?

Googleは、AI Overviewsなどに出るための追加の要件は無いとしています。鮮度については、新しい情報が求められる検索で新しいコンテンツを上に出す仕組みがあると説明していますが、日付を書き換えれば選ばれるという説明はありません。

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