問い合わせにつなげるLPは、誰のどんな相談を受けるかを決め、対応範囲と根拠を集めてから、構成、原稿、画面、フォームの順に作ります。見た目の型へ先に文章を埋めると、必要な説明より素材の都合が前に出ます。
このページでは、一つの商品やサービスを案内し、問い合わせへつなぐLPの新規制作を扱います。公開済みページの率を測って改善する仕事は、LPOの進め方に分けています。
最初の準備は、対象の読者、相談してほしい内容、受けられない条件を一枚に書くことです。社内で回答が分かれたら、デザインへ進む前に営業と技術担当へ確かめます。
誰に、何をしてもらうページにする?
対象を製造業全般と書くだけでは、必要な説明は決まりません。部品の試作を探す設計者なのか、量産先を変更したい購買担当なのかを分けます。同じ加工会社でも、読者が確かめる条件は違います。
試作の相談を受けるなら、図面が確定していない段階も受けるか、材質の選定から関われるかを先に確認します。提供していない対応を、問い合わせが増えそうという理由で見出しへ入れないでください。
主な行動も一つ決めます。技術相談を受けたいのに、資料請求や採用応募も同じ大きさで並べると、原稿の目的が分散します。補助情報が必要なら、本文の中で案内する形にできます。
制作の依頼書には、対象、相談内容、必要な資料、受付担当を書きます。この四つが決まると、フォームへ何を渡し、どの説明を手前に置くかを具体化できます。
広告と検索では、入口をどう変える?
広告から案内するなら、広告が約束した内容を最初の画面で引き継ぎます。試作の相談という広告から来たのに、量産設備の紹介だけが見えていては、自分が相談できるか分かりません。
Googleの広告と案内先の説明には、次の助言があります。
サイト内をあちこち探さなくても、必要な情報がすぐに見つかるようにします。
これは広告の案内先についての説明です。制作では、広告文とLPの冒頭を並べ、対象の仕事と受付条件が合っているかを確かめる作業に使えます。広告とSEOの費用や役割の分担は検索広告とSEOの使い分けで扱っています。
検索から来るページは、直前に広告の説明を読んだとは限りません。ページ単体で何を提供し、どんな問いに答えるかが分かるようにします。詳しい製品情報や技術記事へも、必要な位置から移れるようにします。
広告の文言に合わせた短いページを作るか、既存の製品ページを整えるかも、この段階で決めます。内容が同じなら、入口ごとに新しいURLを増やすより、同じページで答えられるかを見てください。
先にどんな材料を集める?
構成案を書く前に、掲載できる仕様、写真、対応条件、事例、料金の説明を集めます。古い資料と現在の条件が違うなら、どちらが正しいかを担当者に確認します。
根拠になるのは、実際の設備、公開できる工程、対応範囲を説明する資料などです。工場写真があっても、その設備で何ができるかが分からなければ、依頼条件の説明は足りません。画像の横に、何を示すものかを短く書きます。
事例が無いなら、事例欄を空想で埋めません。対応する流れや、相談で確認する内容を、根拠のある範囲で載せられます。お客様の感想も、確認済みの原文と掲載の許可があるときだけ使います。
原稿の各項目に、元の資料と確認担当を書き添えます。未確認の値を仮の数字で入れると、画面の完成後に残りやすくなります。確定しない箇所は、公開原稿へ混ぜず確認事項として管理します。
LPの構成はどんな順番で作る?
以下は、BtoBの相談ページを作る際の構成案です。読む順番の基本として使い、読者が確認する内容に合わせて調整します。どのLPにも同じ長さの節を置く指定ではありません。
| 部分 |
答えること |
| 冒頭 |
誰の何を受け付けるか |
| 対応範囲 |
できることと対象外の条件 |
| 根拠 |
何をもとに対応を説明するか |
| 事例 |
どんな条件の仕事をしたか |
| 料金 |
金額を決める条件と見積範囲 |
| FAQ |
申込前に残る疑問への答え |
| フォーム |
何を送れば相談が始まるか |
冒頭は対象とできることを短く示す
会社の沿革より、相談できる内容を先に置きます。試作部品なら、どんな段階から相談でき、何を確認して回答するかを書きます。見出しだけで万能な対応を約束しないようにします。
写真を大きく置く場合も、画像を見なければサービスが分からない状態にしません。説明は文字で読めるようにし、必要な条件を画像の中だけへ入れないでください。
根拠と事例は条件をそろえて見せる
対応の説明の近くへ、それを支える設備や工程を示します。事例は、掲載したサービスと同じ話かを確認します。別の材質での結果を、今回の材質でも同じと読める位置へ置かないようにします。
詳しい経緯が長いなら、LPには判断に必要な条件を残し、詳細へ案内できます。事例があるという見た目を作るために、写真と短い賞賛だけを並べる必要はありません。
料金は金額を決める条件まで書く
定額でない仕事は、材質、形状、数量、納期など、見積もりに必要な条件を伝えます。最低金額を出すなら、対象と含む作業を一緒に示します。別料金になる作業を小さい注記へ追いやらないでください。
私たちのサービスも、初期費用は3万円からで、内容と規模によって変わります。出典は自社サービスの提供内容です。これは加工サービスの料金例でも、LP制作一式の定額料金でもありません。依頼の範囲で変わる金額を、数字だけで見せないための例です。
制作費を比較するときは、原稿や写真、フォームを含むかをホームページ制作費の内訳で確認できます。
FAQとフォームは受付の実態から書く
営業へ届く質問を集め、料金の確定前でも相談できるか、図面が無くてもよいかなどに答えます。実際には受けない相談を、FAQで受け付けるように書かないでください。
フォームには、最初の返答に必要な情報を用意します。図面を添付できるなら、受け取れる形式と取扱方法も確認します。細かな項目と送信後の流れは問い合わせ導線の作り方へ分けます。
広告用LPにnoindexは必要?
検索の入口として使うかを決めてから設定します。広告専用という名前だけで、自動的に検索から外すものではありません。独立した説明を持つページなら、検索からも読んでもらう計画を立てられます。
短期の案内や、検索の入口にしないページなら、noindexを使う判断があります。Googleのnoindexの仕様は、検索への登録を止める指定として説明しています。会員制や機密資料の保護に使うアクセス制限ではありません。
指定を読ませるには、Googlebotがページへアクセスできる必要があります。公開前のnoindexを残したまま、検索からの訪問を待つ状態にも注意します。確認手順はnoindexの使い方にあります。
検索へ出す方針を決めても、掲載や順位は保証されません。制作時の設定を終えたことと、検索で読まれている結果は分けて確認します。
画面と送信はどこまで確認する?
原稿が確定したら、最初の画面、本文、FAQ、フォームへ順に配置します。見出しの長さやボタンの文言は、狭い画面でも読み切れるかを見て調整します。条件を削って短くする前に、文を分けられるかを考えます。
公開前に通して試すこと
- 広告やサイト内のリンクから、目的のLPへ着く
- 対応範囲と料金の条件を読み、フォームへ進む
- 入力の誤りを直し、内容を失わずに送信する
- 完了表示と通知を確認し、受付側で受信する
スマホでは文字入力だけでなく、添付やエラー表示も操作します。ボタンのクリックを確認しただけで、問い合わせが届くと判断しないでください。担当部署へ渡るまでを確認します。
公開後は、対象URL、入口、公開日、受付内容を残します。率の比較や見出しのテストは、制作を終えて実際の訪問を記録してから進めます。サイト設計の相談へ持ち寄る資料は、完成イメージだけでなく、受けたい相談と公開できる根拠です。
仕様・出典の確認日:2026年10月23日。